映画予告編批評_『バトル・オブ・セクシーズ』を観た気になって語ろう
『バトル・オブ・セクシーズ』
2018年7月公開映画
予告編を観て、映画観た気になって語ります。
予告編さらっと観て
なにに食いつく映画なのかなーって感じです。
最初の会話で、ジェンダーの映画だ。って気づくといいますか、
よーし、予告編みるぞ!!って気で見てないと気づきませんが、
たしかに、後半につれて男と女の時代を切り開いた話。
ってなっていくんだろうな。って感じがします。
私的に一番食いついたポイントは、
『リトル・ミス・サンシャイン』の監督!!
って部分(=゚ω゚)
この映画をどうやってしったのか、忘れてしまったけど、
ちょうど同じタイミングで『イカとクジラ』とかなんかそんな作品に出会うタイミングだったんだろーなぁって思う感じのラインナップw
『500日のサマー』急にみたくなったなぁ(=゚ω゚)
リトル・ミス・サンシャイン
↓
ルビースパーク
↓
バトル・オブ・セクシーズ
なるほど(=゚ω゚)w
あとは、テニスの話で、
男のなんかサングラスかけて髭のいかにもな、
男が女を卑下して男最強。
みたいなことを言って、
まあ差別ですよね。
それで、テニスでも女は男に勝てない。みたいな。
さらに製作チームは『スラムドッグミリオネア』(=゚ω゚)
こーゆー宣伝方針なのか。
僕の勝手な解釈でいうと
金だしてる側は「製作」。
金だしてもらってる側は「制作」。
だからプロデューサー陣てことですかね(=゚ω゚)
予告編を分析していこう
夜の街並み(公衆電話)
っていう、まあインパクトないような、そして逆にあるようなシーンからw
電話の音ではじまると、なんか観客って引き寄せられますよね。
うんうん(=゚ω゚)
「男性至上主義のブタ VS モジャ脚のフェミニスト」
ひどいww
でも、構図として、あーそうゆうことね。
ってわかるセリフ。
「フェミニストだろ?」
もーこの電話の主の無理矢理感でてるし、最高のセリフ。
「テニス選手で女ってだけ」
このセリフも、こんな説明セリフないよなーってなるけど普通、
この流れで言われるとまったく違和感ないし、完璧にキャラを説明しているすごい。
「切らないで。脚は剃ってる」
素晴らしい出足。
魅力的な女性。
んで女と男のジェンダーの話。
説明終了。ここまで17秒(=゚ω゚)すごい
FOX!!!
なんか、テレビかラジオで聞いたけど、町山さんかな?
流れ的に、アメリカの大統領は、クリントンさんがなるはずだったから、
映画の企画自体も、女性が中心はもちろん、
強い女性の映画の企画がやまほど作られたって。
まさかのトランプ(=゚ω゚)ww
んで、ビリージーンズキング(=゚ω゚)
(マイケルジャクソンとは関係ないらしい)
主人公はテニスが強い人。
夜中ベッドの中でぐでって寝てるところからのメリハリ。
世界ランキング1位(=゚ω゚)
あれ、なんか教会ぬけちゃったみたいですね。
「女性にも平等に支払われるべき」
ギャラ問題ですな(=゚ω゚)
男子は女子の8倍のギャラ(=゚ω゚)!!!!
うん、それは戦った方がいい笑
「生物学的差だ」
(=゚ω゚)……
数十年前の話なんだなーって思うと、
今って時代もそんな信用ならんなって思う。
「ボビー・リッグス」
元・世界ランキング一位
人物をしっかり紹介するパターンの予告。
だから、ほぼこの二人、
ビリージーンズとボビーリッグス
二人の話なのであろう。
しかも、なんか、あのスポーツニュースとか格闘技の
煽りVTR的なモーションww
「女をコートにいれるのはいい、でなきゃ球拾いがいない」
「オーマイガー」
このやりとりは、編集で切り張りした感じですかね。
怒りボルテージが上がっていく女性陣。
ボビーが最低な男として描かれます。
めっちゃ最低です。
フライパンでテニスしたり、ウエイトレスの格好でやったり。
女を煽ります。
「私に勝ったら10万ドルだ。ただ、挑戦する女がいるか」
はい、ミッドポイント!!!!
1分!!
だけど、予告は2分10秒!!長い!ww
「あいつに電話して、私はやるわ」
で、ビリーの後ろ姿。
(=゚ω゚)……。
たぶん、探したんでしょうけどね。
もっといいカットないの??
みたいな宣伝部と予告エディターの会話が聞こえますww
ほんとは、スピルバーグの映画みたいな、見栄を切るカット。
(グーンっとカメラが寄って、トムハンクスの一言みたいなやつ)
が欲しかったと思うんですよね。
でもそんなキラーカットもなく。
僕常々思うのですが、
映画制作は、予告編から逆算して作ったら、
キラーカットもっと上手に撮れる気がするんですよね。
まあいいやw
しずかに闘志を燃やすビリー!!!
そして、テニスボールの山にサーブを打って当てる気持ちいいカットで転調!!
からのテロップ!!
「全世界の男女が注目した 興奮と感動の実話」
そんでテーマ曲みたいなやつ。
「リトルミスサンシャイン」の監督とー
ここで急に金髪美女の登場!!((((;゚Д゚)))))))!!!
ドライブ。
「私の気持ちがどうだろうと、行動に出せない」
そこからキスしそうなカット((((;゚Д゚)))))))
え!!急に恋愛!?
「スラムドッグミリオネア」の製作チーム
男と女の戦い
↓
ビリーの紹介
↓
嫌な男の紹介「勝ったら10万ドル」
↓
ミッドポイント「私やるわ」
↓
でもやっぱりリスクがでかい(今ここ)
「ビジネスでもスポーツでも男が上」
「もしボビーに負けたら、彼を止められない」
「ベストをつくすわ」
カウントダウン
「そうすれば世界を」
「変えられる」
んー(=゚ω゚)
この構成の場合、ミッドは落とした方がよかったような。
そして、コートに出る直前のビリー。
カクテル光線煌びやかなコートへ向かう……
ここで1分30秒!!
ここから煽りゾーン!!!
「エマ・ストーン」
「女が権利を主張すると、わずかな権利でも、あなたは許さない」
「スティーブ・カレル」
「女は男に敵わないと証明しよう」
そしてたたみかけ(短いカットを羅列)
「とっとと始めましょう」
ラストカットは、
ビリーとボビーが記者会見でがっちり握手してるカット。
(=゚ω゚)……。
感想
決してテニス映画じゃない。
スポーツ映画でもない。
これは、女が男に権利を主張した話だ。
って宣伝したかったんだと思う。
って部分をしっかり見せたかったんだと思います。
かと言って主人公のビリーが、
演説するわけでもなく、
わりと静かに情熱燃やすタイプなのであろう。
感情が見えづらい部分はある気がする。
最後握手してる二人。っていう客観的なカット。
でも、おもしろそう。
もー完全にビリーに勝ってほしい。って気になってくるw
んで、映画みてスカッとしたい笑
だから、なんだろ、スカッとなるんだよ?
この映画はみるとスカッとするぜ。って部分があってもよかったのかなーって。
後半。
「時代を変えた、<男と女の熱い戦い>!」
くそったれ男のボビーの挑発にのって、試合をするビリー。
ビリーは決意してボビーと試合をする。
しかし、その決断をしてからつらかった(=゚ω゚)
勝てないのかなぁ〜。
あの金髪美女きになるなー。
ビリーの恋人なのかなぁ。
いろいろ気になる(=゚ω゚)
リトルミスサンシャインの監督、
あんまり作品の中で煽ってくれなそうwww
淡々と(=゚ω゚)
煽ってほしい。
そんな映画を期待します。
ありがとうございました!!!